ワカバハウスさんの打ち合わせは、1時間２時間は当たり前（笑）。 研究熱心な社長さんと専務さんがいろいろ教えてくれるし、設計士さんはこちらの要望を聞いて何度でも設計図を書き直してくれる。 納得いくまで相談できて本当に良かったです。
希望は、老後を考え1階だけでも暮らせる間取りにすることと、2階に家族共用のホールを作ること。 吹き抜けを設けたので、１階と２階に一体感があり、どこにいても家族の気配が感じられます。 また、夏場のクーラーが苦手なため、通風を良くする工夫も家中に満載なんですよ。 24時間換気システムに加え、調湿効果の高い漆喰壁にしたので、今年は梅雨も猛暑も心配ナシですね。

家族みんなの第一希望は、暖かい家。以前の住まいは寒くて、寝る時は湯たんぽが離せませんでした。
完成見学会で床暖房の暖かさに感激し、迷わずうちも1階全面に入れたんです。最高に快適ですよ。冬の朝も寒さを感じないし、家中どこも同じ温度。 外断熱はここまで違うのかと驚きました。これだけの大空間を暖めて、しかも温度を逃さない。今年の冬は一度もエアコンをつけていません。 夜間電力を利用して床を暖めるので、オール電化にしたのに光熱費は去年の冬より月１万円も下がったんですよ。

家中のスペースを有効活用して、収納をたくさん付けてもらいました。台所のパントリーと脱衣所のクローゼットは、階段下の空間を活用したもの。 どちらも大容量です。また、和室は段差をつけて高くしてありますが、その段差部分もムダなく収納に。 雛人形の棚板など大きくて置き場所に困るような物を収納できて便利。これは大成功でしたね。
2階ホールは壁一面が本棚になっています。さらに小屋裏も隠れ家を作れるほど広く、物置として非常に役立っています。 これだけ収納が多いと、家の中がすっきりして住みやすいですね。

ワカバハウスさんの家は、自然素材、頑丈な構造、外断熱の機能性、健康な環境など、こだわりだらけ。私も興味が沸いて、建築中は毎朝現場に通っていました（笑）。
ヒノキ、ベイマツ、カバザクラ、キリなどムク材をふんだんに使っていますが、表から見て釘が1本も見えず、ものすごく仕上がりがきれい。何気なく大工さんに「見えない所は適当でいいですよ」と声をかけたら、「いや、とんでもないです。 私らは手間をかけてなんぼですから」と返事してくれて、心底感動しました。大工さんのこだわりもすごいですね。
もっと若いうちに建てれば、もっと長く住めたのに。そんな悔しさが出るくらい、この家には大満足です。